
フォントネー=スー=ボワ (Fontenay-sous-Bois)は、フランス、イル・ド・フランス地域圏、ヴァル=ド=マルヌ県のコミューン。ヴァンセンヌの森の北端と接し、パリから約3km離れている。
フォントネーとは、かつてこの領域内で流れ出ていた泉に由来する。フォントネーという名のコミューンは国内に31箇所あり、他と区別するためヴァンセンヌの森にちなみBoisをつけた。現在の名が定着したのは比較的最近で、18世紀にはFontenay-sur-le Bois de Vincennes、19世紀にはFontenay-sur-le-boisと呼ばれた。
ルブフ修道士が記した『パリ司教の歴史』によれば、初めてフォントネーが記録されたのは847年である。
シャルル5世は、フォントネーの泉の水をボーテ=シュル=マルヌの城へ供給していた。水道管は村落を通過していた。王の自由民たちは水道管の洗浄と管理を行う代わり、オオカミ狩りをする特権と税収を得ていた。
アンシャン・レジーム時代にフォントネー領主であったのは、サン・ヴィクトル修道院であった。ワインの生産が一帯の重要な経済活動であった。
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