
ロニー=スー=ボワ (Rosny-sous-Bois)は、フランス、イル=ド=フランス地域圏、セーヌ=サン=ドニ県の都市。
パリの東部に位置し、ポルト・ド・バニョレ(fr、20区)よりおよそ9km離れている。ボビニーの8km南東、マルヌ=ラ=ヴァレの4km西である。
時代によって地名は移り変わった。1163年にはRedomatumやRodoniacum、13世紀にはRooneio、Roonio、Rodonio、1344年にはRosny、15世紀にRooniaco、1740年にはRôniであった。
メロヴィング朝時代に村があったことは、サント=ジュヌヴィエーヴ教会近くから出土した遺跡で証明されている。
1163年当時、村はパリのサント=ジュヌヴィエーヴ修道院に属していた。修道院は毎年フランス王に6羽の白いガチョウを納めていた。1291年に書かれた写本によると、聖ジュヌヴィエーヴの聖遺物は861年のノルマン人襲来の際ロニー=スー=ボワに隠されていたという。
少なくとも1640年代から石膏がロニー=スー=ボワで採掘されていた(現在のロシュブリュヌ通り)。この採掘は20世紀に入って廃止された。採掘現場の上にたった家が崩壊するなど、傷跡も残した。古い石切り場は現在市立公園となっている。
1852年にパリ=ミュルーズ間の鉄道路線が開通すると、1856年にロニー=スー=ボワに駅ができた。1920年代、労働者階級用の集合住宅がつくられた。1973年、ロニー2という大ショッピングモール(fr、パリ東部では第2位の規模)が誕生した。
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